堀井和子さん(テーブルウェア研究家)の著書「1/10000デパートメントストア」(筑摩書房)の世界が本からとび出て現実に! ちょっと大げさですが「iii+ka+5」では、本の中に登場したイラストを使った包装紙やポストカード、食器やTシャツ、バッグ等を販売します。また、ギャラリーコーナーでは貴重な作品の数々を展示。開催期間は5月20日(木)~27日(木)です。期間中はお店をサンクじゃなくてイッカと呼んで下さい。是非みなさんお楽しみに!
(以下は、イベントレポートです。)
2月。堀井さんと打ち合わせが始まりました。
好きな色、使いたいイラストを決めたら、とにかくたくさんカンプを作ってみます。
包装紙はシンプルなぶん、微妙な発色や紙質にこだわります。
あれもほしい、これも作りたい。アイテムはどんどん増えそうです。
お皿はコピーを切ってのせてみて、イメージを固めていきます。
5月になると商品が届きはじめました。ドキドキ心配だけどうれしい瞬間です。
さて、いよいよイベントの前日です。サンクじゃなくて iii+ka に変身します。
イベント当日の朝。堀井さんもテーブルセッティングにいらっしゃいました。
出来上がった商品、改めて良い感じです。
ギャラリーコーナーのディスプレーも良い感じ。
実際に包装紙を使ってラッピングをしてみました。
北東北地方のカゴや、堀井さんの私物マーケットのコーナーもありました。
当日はイラストを描いた明ちゃんも遊びに来てくれました。
今年もサンクの日がやって来ます。イラストレーターの佐々木美穂さんにイラストをお願いしてドーナツ柄のオリジナル麻バッグを作りました。5月1日からの販売になります。5月1日・3日・5日は内田真美さんのサワークリームビスケットを数量限定で販売します。中川ちえさんとの小冊子「緑のにおいがしている?」の中で紹介されているものを、サンクの日スペシャルでドーナツ型にしてもらいました。それから、お待ちかねの中川ワニコーヒーも5月5日に入荷します(販売は15時から)。また、5月5日は日頃の感謝の意を込めて、お買い上げ頂いた方、先着150名様に梅ヶ丘「ラ・フーガス」さんのドーナツをプレゼントさせて頂きたいと思います。今年の端午の節句は、是非、コーヒーとドーナツで!
(以下は、イベントレポートです。)
昨年9月に創刊した小冊子「いろは」の2号目が4月1日に発売されます。今回はサンクでも取り扱いのある吉村和美さんの器の特集です。そして、その中で「いろは」のみなさんとオリジナルどんぶりを、吉村さんにお願いして作ってもらいました。そこでサンクでは「いろは」2号目の発売を記念して4月1日~5日までイベントを行います。期間中はどんぶりお披露目の他、いろは掲載の古本の販売や創刊号で紹介した柚木沙弥郎さんの染布の展示も行います。是非みなさん足をお運び下さい。
(以下、イベントレポートです)
乙女のロマン(?)「海月書林」さんから届いた古本です。
手に取って素敵な装丁を確かめるだけでもかなり楽しめます。
「いろは」2号をぱらぱらと。やはり器特集が気になりつつも、
懐かしくてモダンな「いろは」ワールド満載です。
「いろは」デザイナーの中林さん(左)と
編集/海月書林店主の市川さん(右)もいらっしゃいました。
「いろは」1号で特集されていた柚木沙弥郎さん関連の書籍コーナー。
作品集は初めて拝見させてもらったのですが、とても貴重な物だそうです。
「クラフトスペース わ」さんにご協力いただき、作品をお借りしました。
柚木さんの赤はとても暖かい色をしています。
柚木さんの作品は、きっと世界中の
いろんな地域とつながっているんだと思います。
木のフレームがシャープでかっこいいのですが、
この牛の顏、見ているだけでほのぼのとしてきます。
これが今回、吉村和美さんにお願いしたどんぶり(白)です。
他には黒いもの(この写真の右上)もあります。