初夏のようなすがすがしい毎日ですね。この感じ、まさに北欧の夏休みを連想してしまい困っています。気持ちのよい日射しやさわやかな風の中に、フィンランドの友人と過ごしたサマーハウスの森や湖やボートやサウナなんかを見つけてしまい、目の前の仕事に集中できません… いかんいかん!
お知らせです。今週の5月14日(木)から17日(日)まで、吉祥寺のギャラリーフェブさんで、オーナーの引田かおりさんの著書「わたしの吉祥寺」の発売を記念して写真展が開催されます。期間中にはこの本で使用した写真の原画プリントを見ることができます。実はこの本、ぜいたくなことに2人の写真家が参加していて、風景写真担当の今井智己さん(知っているはずの街なのに、どこか知らない街のような吉祥寺は必見です)と人物写真担当の田辺わかなさん(田辺さんにカメラを向けられると、ついついみんな笑顔になってしまいます)の写真が見られます。とくに吉祥寺が好きという方、写真に興味があるという方に是非見ていただきたい写真展です。
今回のご本では、ADとデザインをサンクデザイン(自分です)が担当させてもらいました。この「わたしの吉祥寺」、かおりさんの吉祥寺への愛がつまった一冊だと思います。まずはすこしのこころざしを持って、身の回りから、ちいさなことから、できることから始めようよ。そしたら毎日が楽しくなるんじゃない? 吉祥寺にはそういう人たちがいっぱいいるし、わたしはそんな吉祥寺をちゃんとみんなに知ってもらいたい。これがかおりさんのメッセージだと思いました。これって吉祥寺だけの話じゃなくて、どの街に住んでいても、どんな仕事をしていても、まずは身近なところから始めるというのはとても大切なことだと思います。そんなシンプルなことがうまく読者に伝わるように、世間話をしながらかおりさんに吉祥寺を案内してもらっているように、そんな紙面にできたらと考えて作業を進めました。手前味噌ですが、なんというか、吉祥寺だけに特化した本ではないので、いろんな方に手にとってもらえるとうれしいです。
そして最後に。サンク原宿店でも5月22日(金)から24日(日)まで、フェブさんでしか購入できない商品や、フェブさん地下の有名ベーカリー、ダンディゾンさんのパンなどと一緒に「わたしの吉祥寺」コーナーを設けようと思います。なかなか吉祥寺に行く機会がすくないという方は是非ご利用下さい。