昨年11月の堀井和子さんとのイベント「トラードヤーデン展」が、広島アンデルセンに再登場します。期間は3月15日(水)~21日(火)です。前回に引き続き、オリジナル花柄のテキスタイルや包装紙(新色です!)、ニガウリカフェのプレートや堀井さんデザインのガラス器などがお店に並びます。また、堀井さんの新刊「おやつの記憶をたどりにいく」とサンクの新刊(?)「アンティ・ヌルメスニエミについての小さな本」も並びます! オリジナルのサンクコーヒー缶も今回が初お目見えです。使い込んで古くしてほしい“育てる(?)缶”です。ご近所の方は、是非お立ち寄りください。
※初日は堀井和子さんが広島アンデルセンにいらっしゃいます。サンクの保里もいます。東京のサンクでもこのイベントのために堀井さんとつくったオリジナル商品を15日から販売します。
フィンランド・デザイン界の父親的存在(?)アンティ・ヌルメスニエミ。そんな彼についてのドキュメンタリー本『アンティ・ヌルメスニエミについての小さな本』(サンク・ビオトープ共同制作)の出版を記念して、2月11日(土)~15日(水)まで、「アンティ・ヌルメスニエミ展」を開催します。期間中は人気のコーヒーポットや鍋など、アンティがデザインしたアンティーク・キッチンウエアはもちろん、ビオトープさんとの共同企画ならではの、ちょっとマニアックな家具や照明などもお店に並びます。他にも、アンティ夫人のヴォッコさん(テキスタイル・デザイナー)の70年代デッドストックのテキスタイルも販売します。昨年からサンクの店頭では一部の方にお知らせしていましたが、書籍制作の関係でしばらく延期になっていました。こうやって無事に本が完成して、イベントを行えることをとてもうれしく思います。
この『アンティ・ヌルメスニエミについての小さな本』はサンクとビオトープの共同制作です。現在ヘルシンキにお住まいのアンティ夫人であるヴォッコさんに伺ったインタビューをもとに、アンティやヴォッコ、ひいては当時のフィンランドデザインについてまとめた本です(ちょっとおおげさかも…)。小さいながらもなかなかの1冊ができあがったんじゃないかと思うので、是非、お手にとってもらえたらうれしいです。それから今回のイベントにあわせ、気合いを入れてコーヒーポットを集めました。あまりの人気のため、今や状態の良いポットはフィンランドでもそう簡単には手に入らなくなってきています。一度にたくさん並べて、どれにしようか比べることはもう2度とできないんじゃないか(少なくともサンクでは)と思うので、購入を考えていらっしゃる方は是非足をお運びください。
最後になりましたが、イベントに来られない方はメール注文で『アンティ・ヌルメスニエミについての小さな本』をご購入していただけます(イベント終了後からの発送となります)。後日、別ページを設けて内容など詳しいことをご紹介させていただきます。また「アンティ、ヴォッコって誰?」という方は、ビオトープさんのHPに2人の簡単なプロフィールが紹介されているので、是非そちらをご覧になってください 。
昨年にひきつづき、今年も名古屋高島屋「北欧展」に参加させていただきます。前回好評だったノルウェーの毛糸やアラビア社のアンティーク陶器、スウェーデンやフィンランドの白樺のカゴ、テキスタイルなどを販売します。参加期間は12月15(木)~17日(土)の3日間と短いのですが、お近くの方は是非ご来店ください。
※ちなみに上の写真はサンクの商品ではありません。今月初めにスイスのチューリッヒを訪れた時の写真です。とても有名なお菓子屋さん(名前を忘れてしまいました)のショーウインドウには、意外なほど良い焦げ色のサンタがたくさん並べられていました。それにしても、街はすっかりクリスマスで、年末ムードが高まります。残り少ない2005年を大切に。