今年の夏は猛暑がつづきました。やっと涼しくなってきてほっとしていますが、秋空のもと、まだまだ暑い日も多いような気がします。このまま地球の温暖化が進むと春や秋らしい気候がなくなってしまうと誰かが言っていました。むしの音を聴きながら、そんなの絶対にいやだし何かできることはないのかと考えてしまう今日この頃です。
さて、イベントのお知らせです。9月22日(土)から26日(水)まで「陶器市」を開催します。サンク定番の作家さんたち、大野七実さん、須藤拓也さん、吉村和美さんの器がたくさん並びます。また、イベント初日より廃盤になってしまっていたブラックパラティッシ(写真)の販売を始めます。このパラティッシ、今回特別にフィンランドから輸入されたもので、新品ではさすがにこれが最後の入荷になるのではと思います。とても人気のあるシリーズなので、探していた方や買い足したいと思っていた方は、是非この機会をお見逃しなく。お値段がすこし高くなってしまいましたが、やっぱり良い器だと改めて思いました。みなさんのご来店をお待ちしております。
※ブラックパラティッシの通信販売は9月27日以降、お電話のみでお受け致します。申し訳ありませんが、お問い合わせもメールではなくお電話でお願い致します。
こんにちは。じめじめとした天気はあまり好きではないけれど「梅雨なら梅雨らしく、もっとちゃんと雨降ってよ!」と思ってしまう今日この頃です。みなさま如何お過ごしでしょうか?
さて、夏本番もそろそろと近づき、サンクでも「夏の小物展」を行います。期間は7月14日(土)から18日(水)の5日間。今年もBERRETTAの麦わら帽子(大人用3種、子供用1種)をはじめ、サンクオリジナルの日傘(新色でベージュをつくりました)、野上美喜さんの麻マフラー(今年はスウェーデン製の麻糸を使用)、西館美奈さんの夏用部屋着(麻のショートパンツ、ワンピース、ハンカチなど)、北欧で集めたアンティークのレース小物、ガラス類などを揃えます。
そして、今回のイベントから初お目見えの新商品は、スウェーデンから取り寄せた材料を使ってひとつひとつ丁寧に織られたサンクオリジナルの「裂き織りマット」です。 もともとは古くなったシーツやシャツをリサイクルしてつくられるこのマット、スウェーデンの家庭ではごく普通に見ることのできる床敷きマットです。お風呂場はもちろんですが、キッチンのシンク前やソファーの足下に敷いて使うと、夏の素足にとても気持ちが良くておすすめです。
制作をお願いしている「tass」の遠藤博子さんは、かわいい双子の娘さん、家具職人のご主人と去年の12月にスウェーデンから帰国されたばかりの織り作家さんです。去年の夏休みにスウェーデンののどかな田舎町で休日をご一緒させてもらってからまる1年。やっとお店にこのマットを並べることが出来て、たいへん嬉しく思っています。
みなさまのご来店を、心よりお待ちしております。
こんにちは。もうすぐゴールデンウィークです(サンクの日も近づいてきました)。
今年のゴールデンウィーク、サンクではカゴをたくさん集めて「カゴ展」を行いたいと思います。期間は4月29日(日)から5月5日(土・サンクの日?)までです。イベント中は、おもに北欧で見つけたアンティークから、作家さん手作りの新品まで、さまざまなカゴがお店に並びます。もちろん日本のものも並びます。
上の写真はその一部ですが、少し説明すると… 壁に掛かった4つは「バスタビンネ」と呼ばれるスウェーデンのカゴバッグです。もともとは漁師さんが獲った魚を入れるために使っていたものなのだそう。下テーブル左奥はヨーロッパでは典型的なアンティークバスケット、その手前はネズで編まれたスウェーデンの菜園カゴ。中央奥のカゴは北欧でよく見かけるヤナギのバスケットで、手前のものはヘーゼルナッツの木からつくられる色白のカゴです。この2つと左手前の菜園カゴは今も作家さんがつくりつづけている新品です。右側の2つ、ふたの付いたカゴは「サンクの本」でも紹介したスウェーデンの「きのこカゴ」です。この他にもフィンランドの白樺パンカゴ、モロッコやフランスのマルシェカゴが入荷します。
そして、今年も最終日5月5日 の「サンクの日」には、日頃の感謝の気持ちを込めて、ご来店の方先着100名様に経堂の「ラ・ヴィ・エクスキーズ」のパンをプレゼントさせて頂きます。それにしても、こうやってたくさんのカゴを並べてみると「やっぱりカゴっていいなあ、おもしろいなあ」とあらためて思います。 それぞれのカゴから、それぞれの地域の自然や人々の暮らしの知恵が何となく伝わって来るんですよね。みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げます。